名作を朗読で楽しもう
誰もが読んだことのあるあの名作を朗読でもう一度。ワイデックスが厳選した名作をお届けします。
音源提供:横浜録音図書株式会社
鬼平犯科帳
本所・桜屋敷
平蔵は、かつて汗みずくになって稽古をした高杉道場のあたりに立ち寄り昔日の想いにふけっていると、するどい刃風が真っ向から襲いかかった。剣友・岸井左馬之助との再会だった。この辺りは、桜屋敷と呼ばれていたところで、当主の孫娘おふさは、二人にとって忘れられぬ人だった。
血頭の丹兵衛
血頭の丹兵衛一味の盗みは、盗賊仲間でいう[急ぎ盗]で金品を奪い取るや、主人初め奉公人を皆殺しにして、短期間に盗めるだけ盗むというやり口で、町奉行所も盗賊改方も煮え湯を飲ませられ続けている。「血頭のお頭はそんなお人じゃねえ」元盗賊の小房の粂八は、どうにも納得がいかなかった。
本所・桜屋敷
| [01] | 幅二十間の本所・横川にかかる法恩寺橋を | 15:10 | |
|---|---|---|---|
| [02] | 長谷川平蔵の生いたちについて、のべておきたい | 11:43 | |
| [03] | 人気もなく、雪にふりこめられた茶店の中で | 11:03 | |
| [04] | それから四日後の夕暮れに......。 | 9:08 | |
| [05] | その翌々夜。またも相模の彦十が役宅へ駆けこんで来た | 10:28 | |
| [06] | 長谷川平蔵は、役所内の牢屋へ押しこめた | 15:53 |
血頭の丹兵衛
| [01] | 長谷川平蔵が、五ヶ月ぶりに、清水門外の役宅へ | 10:31 | |
|---|---|---|---|
| [02] | それから三日目。麹町三丁目の紙問屋 | 6:37 | |
| [03] | 小房の粂八は、両親の顔を知らぬ。 | 9:19 | |
| [04] | それから、三日すぎた。 | 14:18 | |
| [05] | 翌日は、朝から時雨模様であったが | 13:15 | |
| [06] | 粂八は酒井同心と共に先発し、江戸へ引返した。 | 10:37 |
伊豆の踊子

二十歳の私が、高等学校の制帽をかぶり紺絣の着物に袴をはき学生カバンを肩に、高下駄をはき天城の坂道を登って行った。私の期待通り、その峠の茶屋で旅芸人の一行が休んでいた。私は「下田まで一緒に旅をしたい」と思い切って言った。
伊豆の踊子
| [01] | 道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと | 11:31 | |
|---|---|---|---|
| [02] | トンネルの出口から白塗りの柵に片側を縫われた峠道が | 11:37 | |
| [03] | 翌る朝の九時過ぎに、もう男が私の宿に訪ねて来た。 | 6:12 | |
| [04] | その次の朝八時が湯ケ野出立の約束だった | 15:06 | |
| [05] | 芸人達はそれぞれに天城を越えた時と同じ荷物を持った | 10:03 | |
| [06] | 甲州屋という木賃宿は下田の北口をはいると直ぐだった | 5:18 | |
| [07] | 出立の朝、七時に飯を食っていると、 | 9:33 |
金子みすゞ原作「美しい町」「空のかあさま」「さみしい王女」
金子みすゞ
1903(明治36)年、山口県生まれ。本名:テル。20才頃より雑誌に投稿をはじめ、西條八十に「若き童謡詩人の巨星」と賞賛される。26才の若さで死去。
朗読:小口ゆい
山口県山口市出身。山本安英の会主宰「ことばの勉強会」に参加し、朗読の道に入る。1991年よりライフワークとして「童謡詩人・金子みすゞの世界」を全国巡演。
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