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藤田 恵美(ふじた えみ)さん

歌手・シンガーソングライター
藤田 恵美さん

-- お好きな音は何ですか。また、思い出に残っている音はありますか。

自然界の中にいる時に聴こえてくる音です。
心に残っている音といえば...山の中で、ふと佇んだ時に聴こえて来た、遠くで鳴いている鳥の声や風の音...あぁこれぞ究極の音楽だと思いました。
もうひとつが何十年振りかで訪れた、生まれた街の雑木林を歩いた時に、足元から聴こえた枯れ葉の「さくさく」...という音。
「お帰りなさい」と自分にだけ語りかけてくれる、懐かしい内緒話のようで、子どもの頃がよみがえり、本当に温かい気持ちになりました。

-- 藤田様にとって、 「聞こえる」ということはどんなことでしょうか。また、「聞こえる」ことの幸せを感じるのはどんな時ですか。

「聞こえる」ことがあたりまえになってしまっていますが、伝えたり、伝えられたり...本当に有り難いコミュケーションのひとつだと思います。
「聞こえる」ことの幸せを感じる時は...誰かの発する素敵な言葉を聴いた時。好きな音楽や心地いい楽器の音色を聴いた時。目があった瞬間に語りかけてくれた猫のかすかな声が聴こえた時。...そしてやはり、自然の中に居る時です。

-- 藤田様は、音楽を通じて、どんなことを聞く人に伝えたいと思われていますか。

「生きる」ということです。
今が辛くても悲しくても、どんな状況であろうとも私たちを生かしてくれる素敵な世界がいつもあるよ。だから、どれだけ不格好でもいいから精一杯感謝しながら、大切に「生きて」行こう...って思えるきっかけになってくれたらいいな~と思っています。

-- 聞こえに困っている人に対してのメッセージをいただけますでしょうか。
また、『みみから。』のこうした活動に対してのメッセージをいただけますでしょうか。

ここ数年、手話や難聴者の方の世界に触れる機会を持ち「聞こえない」と一言で言ってもどんなふうに聞こえないかは、人それぞれ様々に違うことを知りました。そういった皆さんの状況の声が一般社会にもっともっと届く事を願っています。また、私もわかる範囲で周りにお話しできるようにしたいと思っています。

「みみから。」さんへ
私が20代のとき、父一人子一人、二人三脚で生きてきた父が、がんで入院しました。余命3カ月という急な入院でした。父は晩年、耳が遠くて話をするのに私は時々疲れを感じるほどでしたが、入院した時に、残された短い時間を、少しでも会話が苦にならずに過ごしたい...と思いました。
そんな時、補聴器の存在が頭をかすめました。
今のように情報はたくさんありませんし、値段を調べたら、20代の私がすぐに買い求めるには手軽でもなく、ましてやどうやって父に合った補聴器を探したらいいのか...そんな事に悩んでいるうちに、毎日の仕事場と病院の往復で日々の時間が過ぎて行き、宣告より早く父は他界してしまい、とうとう補聴器を買ってあげることも、出来ませんでした。
なぜ元気なうちに、補聴器のことを気がつかなかったのだろうと、後で後悔しました。
父との会話が、億劫だなんて思った事を今は本当に申し訳なく思います。
私のように後悔する人が今後おりませんように、どうぞ私たちに手軽で身近な情報を発信し続けて下さい。

Profile

藤田 恵美(ふじた えみ)さん
幼少時、劇団ひまわりに所属し、子役としてドラマに出演。
左卜全の「老人と子供のポルカ」では"ひまわりキティーズ"の一員として参加。
中学生時代には演歌歌手としてレコードを1枚リリースし、全国を廻る。
その後、音楽・芸能活動を一旦休止するが、高校2年生の時からブルーグラス、カントリーに興味を持ち、音楽活動を再開。
その後、ライブハウスでスカウトされ、1994年に"Le Couple"のボーカルとしてデビュー。
1997年に「ひだまりの詩」で180万枚の売り上げを記録しNHK紅白歌合戦に出場。
2001年からソロプロジェクトを始動。『聴きながらゆっくりと眠れるアルバム』 をコンセプトにした洋楽カバーアルバムが香港から火がつきアジア各国で大ヒット。
韓国ではアルバムの数曲が18社のCMソングに起用され、香港、台湾ではゴールドディスク、シンガポールやマレーシアではプラティナディスクを獲得し、アジア10カ国で30万枚を超えるセールスを記録し『聴くクスリ』 『ナイチンゲールソング』 などと呼ばれている。
国内では、伊豆大島の「さくら小学校」の校歌を作曲したり、ボランティアとして、手話バンド 「こころおと」 の手話ボーカルKuniyと"音楽と手話でひとつになろう"をテーマに『心のバリアフリー音楽会』や『OMOIYARI音楽会』を学校や福祉施設などで開催している。
2010年はアジアで先行発売され大ヒット中のアルバム「カモミール スマイル」が6/30、7/21には4年ぶりとなるシングル「OMOIYARIのうた」が発売され、アジア4カ国ツアーも行った。

紺野 美沙子さん   紺野 美沙子さん   紺野 美沙子さん   藤田 恵美さん   藤田 恵美さん   藤田 恵美さん  

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